2019.08.14

フォトショ、イラレ、違いは?Adobe PhotoshopとIllustratorの特徴を紹介

フォトショ、イラレ、違いは?Adobe PhotoshopとIllustratorの特徴を紹介

通称フォトショことAdobe Photoshop、そしてイラレことAdobe Illustrator。それぞれデザインやWeの仕事を聞くと耳にすることも多いのではないかと思います。それぞれ、ざっくりと「画像編集のソフトウェア」として知名度がありますが、それぞれの違いについて皆さんご存知でしょうか?
今回は、それぞれの違いと使い方について簡単にご紹介したいと思います。

Adobe Photoshopについて

Adobe Photoshopについて
画像編集ソフトの話題になるとまず出てくるのがAdobe Photoshopです。デザインやWebの仕事をしていなくても、耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

Photoshopの特徴

Photoshopはその名の通り、画像編集処理の中でも写真の編集に特化しているのとが特徴です。画像の色味や明るさの細かい調整ができるほか、複数の画像を簡単に合成するできるような機能にも特化しています。それらを実現するためのPhotoshopの機能として、レイヤーという概念があるのがの大きな特徴です。複数の画像を合成する場合や画像に文字を入れる場合に、それぞれの画像や文字を層のように取り扱うことで加工しても1つ1つの要素が操作しやすいようになっています。
また、ブラシや筆などのツールも使用できるため、単に画像を加工するだけでなくペンタブで絵を描くことも可能です。

Photoshopが得意なこと

Photoshopが得意な作業は以下のようなものがあります。

  • 画像そのものの加工
  • 写真やイラストを中心としたデザイン画像の作成
  • ペンタブを利用した描画

Photoshopは上記のような画像そのものの編集の作業をするのに向いているソフトウェアと言えるでしょう。

Adobe Illustratorについて

Adobe Illustratorについて
Adobe IlliustratorはよくPhotoshopとセットで話にあがることがあり、名前だけでも聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

Illustratorの特徴

Photoshopは画像そのものの編集に特化していますが、Illustratorは画像の素材そのものを作るの特化しています。特に、線や円を使用して図を描く機能が充実しているため、各種製図機能を用いてロゴやアイコンの制作や、図表の多いポスターなどの制作に向いています。もちろん、Photoshop同様に文字を入れることもできるため、Illustratorがあれば描画したマークに文字入れして製品やサービスの名前入りロゴを簡単に作ることができます。

Illustratorが得意なこと

  • ロゴやアイコンの作成
  • Web素材の制作
  • 図表の多いポスター・チラシの制作

Illustratorは図形を使用して画像の素材を作るような作業が向いているソフトウェアと言えるでしょう。

それぞれの製品を使うには?

それぞれの商品は、Adobeの公式サイトから購入可能です。それぞれの製品には7日間の無料体験がありますので、まずは無料体験版を使用するのがおすすめです。
購入する場合についてですが、以前は数万円するライセンスしかなかったものの、現在は月額利用のサブスクリプションでの利用が可能です。数万円払うとなると少し導入のハードルが高くなる気がしますが、月額での支払いであれば使いたいときに気軽に利用できるのではないかと思います。

Photoshop単体プラン 月額¥2,480(税抜)
Photoshop単体を月額利用できるプランです。ソフトウェアの利用に加えて、100GBのクラウドストレージも利用可能です。
Illustrator単体プラン 月額¥2,480(税抜)
Illustrator単体を月額利用できるプランです。ソフトウェアの利用に加えて、100GBのクラウドストレージも利用可能です。
コンプリートプラン 月額¥5,680(税抜)
PhotoshopとIllustrator両方に対応し、その他にもAdobe XDやLightroom、Premiere など30を超えるソフトウェアが月額利用できるプランです。このコンプリートプランも各種ソフトウェアの利用に加えて、100GBのクラウドストレージも利用可能です。
フォトプラン 月額¥980(税抜)
Photoshopの月額利用に加えて、写真の編集により特化したソフトウェアであるLightroomも月額利用できる、写真・画像の編集に特化したお得なプランです。このプランも、ソフトウェア利用のほかに20GBのクラウドストレージが利用可能です。

Adobe製品は最近ではCreativeCloudシリーズとしての展開となり、それぞれのプランにはクラウドストレージがつくようになりました。また、新しいバージョンが出れば追加料金を払うことなくバージョンアップすることが可能です。
ほかにも様々なソフトウェアとプランがありますので、用途にマッチしたプランを選んで利用するのが良いかと思います。

まとめ

まとめ
なんとなく、それぞれの特徴や違いについてはイメージがつきましたでしょうか?2つは似ているソフトウェアですが、どちらが優れているのか比較するのではなく、用途に応じてそれぞれのソフトウェアを使い分けていくことが大事なのだと思います。
また、同じAdobe製品であるためソフトウェア間で連携もしやすいためIllustratorで作った素材をPhotoshopで作成中の画像に埋め込む、ということも容易に可能です。それぞれの強みを理解して利用していけば、より良い制作活動ができるのではないでしょうか。

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