2020.06.01

【Web広告入門】Google広告とは?種類や特徴について紹介

【Web広告】Google広告とは?種類や特徴について紹介

2020年現在、Web広告では広告のターゲットや環境に応じて多岐にわたる種類の広告が運用されており、それらのWeb広告をサービスとして取り扱う会社も増えてきています。今回は、その中でも広告サービスを広く取り扱うGoogle社のGoogke広告についてご紹介いたします。

Google広告とは

リスティング広告(検索連動型広告)
検索エンジン大手のGoogleが提供している広告出稿サービス全般をGoogle広告(Google Ads)と呼びます。2018年7月まではGoogle AdWords(アドワーズ)と呼ばれていましたが、名称変更が行われてから2020年現在でもAdWordsと呼ばれることもあります。
Googleの広告というと、キーワード検索の結果に表示されるリスティング広告(検索連動型広告)やWebサイト上に掲載されるディスプレイ広告を取り扱っているイメージが強いですが、実は幅広い広告の種類を取り扱っています。Google広告を始めたい場合、まずはGoogleアカウントを取得しましょう。Googleアカウントを持っている人はGoogle広告をすぐに始めることができます。
Google広告のページはこちら:https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/

Google広告の種類

Google広告の種類は、主に以下のものがあります。

リスティング広告(検索連動型広告)

Google広告のリスティング広告は、Googleでのキーワード検索の結果画面に表示される広告です。広告に対して特定のキーワードを設定し、マッチしたときに検索結果の上部や下部に広告が表示されます。キーワード検索の結果と一緒に紛れて表示されるのが大きな特徴です。
この広告のメリットとして、通常のキーワード検索でヒットする結果(自然検索)よりもさらに上に表示させることができるため、キーワードがマッチすればSEOよりもサイトへの集客効果が期待できます。
デメリットとしては、クリックごとの課金になるため広告の流入先をきちんと定義しておかないクリックされるだけで終わってしまい、成果が出ず広告の課金が発生するということになってしまいます。また、広告の価格についても競合するキーワードはクリックの課金価格が高額になることがあるため、効果を出すためには広告にどのキーワードを選定していくかというのが非常に重要なポイントとなります。

ディスプレイ広告(Google Display Network)

Googleのディスプレイ広告は、GDN(Google Display Network)とも呼ばれます。この広告はGoogleの検索結果に表示されるのでなく、公開されている一般のWebサイトに表示される広告です。よく、ブログページなどの右側に表示される企業のバナーがこのディスプレイ広告に該当します。
ディスプレイ広告はGoogleだけでなくYahoo!なども提供しているのですが、Googleのディスプレイ広告の場合はGoogle AdSenseというコンテンツ連動型広告配信サービスを通じて広告配信が行われます。掲載対象のWebページはこのGoogle Adsenseを利用するための厳正な審査を通過する必要があり、審査を通過したサイトにのみディスプレイ広告が表示されます。このGDNにもクリック課金であり、広告の画像がクリックされてサイトに誘導後初めて課金されます。ユーザーに広告の画像が表示されただけでは課金されません。

動画広告(Youtube広告)

Googleは動画サイトのYoutubeを運営していることでも有名ですが、Google広告はYoutube内における広告も取り扱っています。動画を再生するときにテレビコマーシャルのように流れる動画広告があったり、動画の再生中にバナーのように表示される広告(TrueViewインストリーム広告)や、Youtube内の検索結果に表示される広告(ディスカバリー広告)など動画広告にも様々な種類があります。Google広告で取り扱うリスティング広告やディスプレイ広告は、クリックされることで課金が発生しますが、Youtube広告の場合はテレビコマーシャルのよう、動画で見せることで商品やサービスを視覚的にPRできるため、クリックではなくユーザが視聴することで課金が発生します。

ショッピング広告

ショッピング広告とは、Web広告の中でも商品そのもののPRに特化した広告です。リスティング広告と同様、検索結果の上部にキーワード検索に応じた広告が表示されます。リスティング広告はWebサイトへの流入を目的としますが、ショッピング広告は価格や商品画像を掲載することで商品そのものの購入をねらいとします。
このショッピング広告は検索結果に商品名や価格が表示されますが、クリックするとそのまま購入できるわけではなく、広告をクリックすることで商品を掲載しているショッピングサイトの商品ページに遷移させ購入を促します。つまり、ショッピングサイトの売上を落とさずにGoogleで商品そのものの宣伝ができる広告なのです。

アプリ広告

アプリ広告とは、その名の通りスマホやタブレットのアプリのインストールを促す広告です。正式な名称はアプリキャンペーンと呼びます。以前はユニバーサル アプリ キャンペーン(UAC)と呼ばれていましたが、2019年にアプリキャンペーンの名称に変更されました。アプリ広告は、その名の通りスマホやタブレット向けのアプリのインストールを促す広告です。よくあるのがアプリやWebを利用中に、スマホゲームの広告が出てきてクリックするとストアに飛ばされるものです。Webだけでなく、アプリ内やYoutubeにも出すことができるため、アプリの宣伝のする場合はこの広告を利用するのが良いでしょう。

Google広告のメリット・デメリット

Google広告のメリット

Google広告のメリットは、やはりGoogle広告1つで様々な種類の広告に対応できることではないでしょうか。広告の種類が多いだけでなく広告費用の設定や広告の実績にの測定などGoogle広告のサービス内である程度完結することが可能です。また、クリック課金の広告についてはクリックされない限りは広告費が発生しないため、広告費についても管理しやすく小額からでもスタートできることも強みです。

Google広告のデメリット

これといって大きなデメリットはありませんが、広告したいものやターゲットによってはFacebookやInstagramなどSNS系の広告の方が効果が出る場合があります。しかしこれは他の広告にも言えることで、広告したいものに対するターゲットや予算、期間などをしっかり分析したうえで広告サービスを選定することが重要です。

まとめ

まとめ
Google広告は広告初心者の方から本格的に広告運用する方まで幅広く対応することができる非常に使いやすい広告サービスです。Web広告を始めるにも何から初めていいか分からない方にもわかりやすいようなサービスにもなっていますので、これからWeb広告を始める方はまずGoogle広告から初めてみても良いかもしれません。

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